デザイン

古の日本を映す街に、
その風景と伝統を映すタワーを。

不忍池と向かい合う場所。そこには遙かへと続く眺望が広がっており、眼下には緑が敷き詰められています。この地に築かれる住まいは、どう在るべきか。導かれた答えは、カーテンウォールを用いたタワー。居住空間から望む風景をどこまでも近く、大きく見せるために採用したサッシは、最上階まで貫かれたカーテンウォールとなり、フォルムの存在感も際立たせています。デザインモチーフは「格子」。旧くからそうであったように、「格子」は内外を仕切りながら、同時に内外をつなぐ役割も果たしています。