デザイン

目指したのは、”森に包まれた美術館”。

この地に漂う豊かな自然と交歓し共生するため、あえて主張しないフォルム、淑やかに森に佇むシルエット。時代を超えていく普遍性をファサードにたたえながら、どこまでも静けさに満ちあふれる“森に包まれた美術館”。ただ虚栄心を満たすような豪華さを追求するのではなく、精神的な豊かさを享受できるような都市邸宅です。


追求したテーマのひとつが、「静けさ」を極めるということ。フォルムを構築する線はもちろん、外壁をつなぐ目地のピッチひとつにいたるまで徹底的にシンプルな線にこだわり、その精緻にして洗練された表現は、時代を超えていく美しさを備えています。


「パークマンション南麻布」の外壁には、天然素材ライムストーンが使用されています。その自然に映えるやさしい風合いは、特に欧州で好まれ、ルーブル美術館などにも使われています。


エントランス
土地の記憶を伝える和の余韻と美しく調和するエントランス。豊かな自然に穏やかに迎えられながら、建物に入るとそこにも緑の気配。繊細にして精緻なデザインは私だけの時間へとつながる、新しい静寂を生みだす空間です。


エントランスホール