建物のコンセプトは「キール&マスト」。「キール」とは船の底にあるいちばん大事な「背骨」のこと。運河に向いた建物の端、“艦橋”にカーブを描いた「キール」を持ってきて、さらにマストを立てているような演出が施されています。ファサードの色は、「マリーンホワイト」というべき、青い海や空に映える白を基調とし、甲板をイメージした茶色を組み合わせ、“船尾”にあたる方の色を落とすことで前面の白を強調。「客船」が力強く海を前進していく姿を演出しています。
デザイン
水を切り力強く前進する
「客船」をイメージしたデザイン。