デザイン

異なる素材が奏でる白亜の陰影。

「上野毛」は都内でも有数の文教地域であると共に、芸術的な側面を持つ街です。上野毛のアートな息吹を知性として捉え、緑豊かな上野毛の風景と調和するように、掲げられたコンセプトは「知的で趣のある白亜の邸」。それを表現するために、外壁には白の異なる素材が幾つも採用されています。例えば、水平にのびたバルコニー面には凹凸のある印象深いタイル、その奥にある外壁内側の素材にはマット感のあるタイルを用い、建物に奥行き感を創出。ツヤのかかったアクセントタイルは光を反射させ、空や緑を映し表情豊かな印象を与えます。異なる素材を織りまぜることで、洗練された印象をもたらす白でも、建物としての重厚さや趣を演出しています。