外観は、3棟で構成された地上11階建て、全184戸の堂々たる停まい。南西コーナー部分の縦に連なるガラスウォール、及びその先端に施されたシンボリックな造形(フライングコーニス)など、広大な空を背景に建物のフォルムが上方へ伸びるようなデザインは、まさに「城郭」と呼ぶにふさわしい力強い存在感です。外壁には、褐色と淡色を組み合わせた三丁掛けの山型タイルを採用。凹凸のあるタイルは陽光や月明かりを受け、その雄々しい佇まいに立体的な陰影を付けます。さらに、ボトムラインに施された豊かな植栽によって有機的な趣も添えられています。城郭の逞しさに現代のデザイン性を採り入れ、存在感を誇りながらも街の景観にも映えるランドマークです。