住街区と私邸の境界となるエントランス。「パーク・コート瀬田」のエントランスは、周辺の自然環境のなかに溶け込む“領域“であり、建物内に閉ざされたホール形式ではありません。視覚的・空間的に広がりを持たせるため、パブリックとプライベートの境界を示す壁面にガラススクリーンを採用。その大胆な発想は、セキュリティ機能を併せ持たせつつ、エントランス空間に開放性をもたらし、同時に敷地内の植栽を街並景観に参加させることを可能としています。住棟間に位置する中庭は、御影石製のインターロッキングを敷きつめ低木の植栽をあしらったプロムナードの趣き。日中は柔らかな自然光が降り注ぎ、陽が沈むとライトアップされた樹木が美しく照らされる、絵画的な情景を見せてくれます。その開放感あふれるパブリックゾーンからプライベートゾーンへ導くアプローチとして、中庭と遠景を見渡す空中廊下があります。エントランスと私邸を結ぶ役割だけでなく、視界の中に光や風や緑の息吹を感じながら歩く楽しみを大切にした共用空間です。
共用スペース


光と遊び、緑と会話する、
巧みな演出を施した共用空間。
エントランス
エントランス
中庭
空中廊下
空中廊下
エントランスアプローチ
エントランスアプローチ
地下駐車場
駐輪場