パークシティ大崎 ザ タワー

Vol.1 お子様を暮らしの中心に、家族で語らうくつろぎの場

壁面収納などを活用して整理整頓し、家電や小物を表から見えるところに置かない、シンプルな暮らし方にこだわっているMさんご一家。間取りも敢えて2LDKとして空間をゆったり使っている。そこには家族3人の時間を大切にし、リビングダイニングを最大限にくつろげる空間にしたいという奥様の強い思いがあった。
(入居年:2015年 家族構成:ご夫婦、お子様の三人暮らし)

将来のことを考えつつ、今を豊かに暮らす

飲食店を経営するご主人とフルタイムで仕事をこなす奥様。ご主人の休日は不規則なため生活リズムは合わないが、少なくとも1日1回はお嬢様と向き合うようにして三人での時間を楽しんでいるという。
そんな家族の大切な時間を過ごすスペースが、広々としたリビングダイニング。以前の住まいでは3LDKのうち一部屋が物置きになってしまった経験があり、今回は開放的な2LDKに変更された。のちに家族が増えたときには壁を設えて、子ども部屋を増やす予定とのこと。必要に応じてフレキシブルに間取りを変えていくことで、今を豊かに暮らしている。広いリビングは奥様やお嬢様の友人をたくさん招くこともでき、大変満足されているそうだ。

リビングダイニングを広くとった2LDKの間取り。家具やインテリアを演出するための小物は厳選され、極めてすっきりした空間を実現している。

大切にしていた母の愛用品を、娘へと伝えていく

お姫様テイストの天蓋や、かわいらしい小物がレイアウトされた子ども部屋。この部屋に限らず収納を重視されている奥様だが、すっきりと片付いたこの部屋は壁面に収納が2つあり、散らかりがちな子ども服や荷物も十分に入るため、奥様も満足しているそう。おもちゃなどはご主人のお店で取り扱うワインの木箱に入れて、ソファの下に。ナチュラルな風合いがインテリアの雰囲気に馴染んでいる。
「これ、私が実家に居たときから使っていたものなんです。私が自分で塗り直しました」と教えてくださったのが、子ども部屋の机とイス。愛着もあり、まだまだ使えるからと、新たに買い足すことをせずにご自身でリメイクし、お嬢様へと譲られた。母が大切に使っていたものを娘にも使って欲しい、自分の思い出を娘と共有していきたい、奥様のそんな温かい想いが伝わってくるエピソードだ。

整理整頓しつつ、可愛らしさを演出した子ども部屋。


白く塗り直した机とイス。使い続けた風合いがいい。


脚が1本の丸テーブルは座る位置も自由。ふだんは4脚の椅子を出しているが、来客時などは8人まで一緒に囲める。

オーブンレンジはビルトイン。炊飯器も見えない所にしまわれ、使うときだけ出す、と収納へのこだわりは徹底されている。


Vol.2 先を見据え、ゆったり過ごすという思いを叶えた場所


将来の資産価値も意識しながら、2人で長く暮らせる場所として現在の住まいを選んだというSさんご夫婦。65インチの大型テレビで映画などを楽しむのが趣味というご主人と、整理収納が大好きな奥様。こだわりのリビングは、そんなお二人の仲の良さがそのまま形になったような空間だった。
(入居年:2015年 家族構成:ご夫婦二人暮らし)

明るい花々に囲まれて、お二人の時間を楽しむ

同じエリアにある三井のマンションに住んでいたSさん。海の見える場所に引っ越そうと前居を売却したところで、今の住まいが建設予定であることを知った。どうしてもここに住みたくなり、完成までの2年を賃貸で暮らしながら待つことに。実はその期間がインテリアなどを考えるのにちょうどよい時間となったそうだ。
待ち焦がれて入居した新居は、ライフスタイルに沿うよう、間取りを少しだけ変更。壁を一部取り払ってリビングとして広々と使えるようにし、そこだけ低かった天井も同じ高さに揃えた。日ごろお忙しいお二人が時間を共にしてくつろぐリビングは、奥様の好きな花のモチーフと緑がそこかしこにあふれた、温もりを感じる明るい空間となっている。

すっきりと整理整頓されつつも華やかさが演出されたリビング。お二人がゆったりくつろぐための空間として一部壁を取り払い、広々と使えるようにした。

プロ並みの工夫を凝らして、整理収納を楽しむ暮らし

プロ級の整理収納テクニックをお持ちの奥様。壁面収納は夫婦の場所を左右に分けて、お互いのものをそれぞれ管理している。収納スペース内はものの置き場所を決め、細かい文具の位置なども一目でわかるよう工夫。だが、すべて隠してしまうわけではなく、旅行のお土産やコレクションのグラス、マンション内のご友人が作ってくれたドライハーブのガーランドなど、飾る楽しみも忘れてはいない。
ベッドルームのクロゼットはアクセサリーフックを設置することで、よく使うものをすぐに取り出せるようにしている。ご夫婦一緒のクロゼットを使い、エリアで分けているが、ハンガーはすべて同じものに統一しているため美しく整っている。服の出し入れもしやすいそうだ。
ご主人はそんな断捨離好きな奥様を優しく見つめながら、「すぐに捨てられちゃうんですよ」と楽しそうに話してくださった。

クロゼットは何がどこにあるか一目でわかる工夫。
納戸の中も上手に仕切り、スペースを有効活用。

生活に彩りを与えるアイテムとして、花や緑を積極的に採り入れる。鮮やかな生花や自分で育てた草花からパワーをもらえるという。

奥様は生花だけでなく、花をモチーフとした小物が大好き。風を受けて花柄がふわりとゆれるレースのカーテンは2枚重ねて使用。


Vol.3 家族時間と自分時間を満喫する、近居という住まい方


住み替えは考えていなかったが、お嬢様から近居の希望があったことで引っ越しを決めたというNさん。お嬢様のお宅と今の住まいは徒歩15分という、ほどよい距離だ。高層マンションに住むのは初めてというが、イベントを通して友人ができたり、お孫様と一緒にキッズルームを利用するなど、新しい生活を楽しんでいる。
(入居年:2015年 家族構成:おひとり暮らし)

お互いのライフスタイルを尊重し、思いやる暮らし

かつての自分と同じく、働く母であるお嬢様の力になれれば、と考えて住み替えを決めたNさん。平日はお孫様のお迎えやお世話でお嬢様のサポートをしながら、週末には友人を招いたり、お出かけを楽しんだりして、ご自分の時間を満喫されている。
コンパクトな間取りなので、リビングは奥行き感の出る縦長の部屋タイプを選んだとのこと。以前から使っている家具も、新調したソファやテーブルも、床や他の家具と色味が揃っているために部屋のコンパクトさを感じさせず、友人からはホテルみたいと言われることもあるとか。転居を機に断捨離して多くのものを手放したものの、趣味で集めた食器は例外。リビングにある収納のほとんどを食器のために活用している。

ソファやダイニングテーブルは新居にあわせて新調したもの。床や他の家具の色調に合わせたことで、お部屋全体がすっきりした印象に。

お気に入りに囲まれたリラックススペース

リラックススペースであるベッドルームにはこだわりの数々が。ブラインドはお嬢様からのアドバイスで選んだ、薄布を使った調光ロールスクリーン。以前はヨーロッパ製で高価なものしかなく諦めていたところ、国産製品が出回るようになり早速買い求めたそうだ。
ベッドは窓際に設置されているが、壁との間には人が余裕で通れるほどのスペースを設けている。これはベッドメイクの動線を考えてのこと。効率よく動けて通気にも良いという長年の経験が活かされている。
また、お気に入りのものを大切にしているNさんは、鏡台やスツールなどの家具を以前の住まいのときから長く使っているそう。特にシンプルな色のベッドスプレッドは30年以上も愛用しているもの。色味が少なくて寂しくならないようにと明るいクッションを使ったり、鏡台には小物を集めて彩を添えるなど、バランスに配慮されたお部屋づくりが印象的だった。

ベッドの配置など細部にもこだわったベッドルーム。


織り模様が素敵なベッドスプレッドは長年の愛用品。


お気に入りカラーはグリーン。全体のバランスを考えて主張は控えめだが、住まいのいたる所に緑色の小物類が置かれている。

繊細なアンティークのガラス器は、眺めているだけで楽しい。リビングまわりの収納棚には、こうした食器が数多く収められている。