江戸時代から人が行き交い、日本を代表する老舗が本店を構える日本橋。粋な情緒や和の雰囲気だけでなく、明治以降は「日本銀行」の本店や「三井本館」のように、ヨーロッパの影響を受けた建築物も多く建てられ、和と洋が上手にシンクロしてきた街の歴史があります。「パークホームズ日本橋浜町二丁目リビオガーデン」はその歴史を大事にし、どこかなつかしく、うつくしく、そしてあたらしい、「ネオ・ノスタルジック」という考え方をデザインのコンセプトに掲げました。モチーフは、パリの運河沿いに佇むクラシックホテル。隣接する「浜町緑道」が、江戸時代には運河であり、周囲には洋食のレストランも多く、ヨーロッパの雰囲気もどことなく漂うこの地。まるで昔からそこにあったようなレトロなデザインと色調を取り入れています。エントランス廻りの外壁はクラシカルな石貼り、建物全体はブリックカラー(レンガ色)で統一。柱と梁は濃いフレームでモダンな印象を醸し出しています。クラシックな雰囲気を持つボディの上に、濃い色の新しい装を纏った、この地に相応しくも存在感のある佇まいです。
デザイン
なつかしく、うつくしく、あたらしい。












