Vol.1 季節の風を感じるくつろぎ空間で過ごす、癒しの休日
都内にありながら緑豊かな周辺環境に恵まれたMさんご夫婦宅。リビングのインテリアを極力シンプルにまとめたことで窓から入る光や風がより豊かに感じられるようになり、実に居心地の良い空間となった。自分たちが暮らす街を、一層魅力的に見せてくれる住まいだ。
(入居年:2014年 家族構成:ご夫婦お二人暮らし)
自然の景色を取り込んだ、居心地のよいリビング
書斎のように使っている部屋も、間仕切りを開けてリビングと一体の空間に。壁に向かって置きがちなデスクは、ふと目を上げたときに景色を望めるよう、あえてリビングに向けて設置。「作業をしながら外を眺めると、ほっと一息つける」とのことで、PCなどで作業をしていても気持ちにゆとりが生まれるそうだ。ソファでくつろぐ奥様の姿も視界に入り、互いの距離が近くに感じられる空間となった。

シンプルなインテリアの中にあって、彩りを加えているのがサイドキャビネット上のスペース。二人の思い出の品や植物が飾られている。

バルコニーに近い、ぽかぽかとした陽だまりにあるソファは「うたた寝するのも心地良い」とのこと。
思い出のものを活かし、調和のとれたインテリアに
統一感のある家具は一から買い揃えたのではなく、ソファやサイドボードなどは実家で使われていたものを譲り受けたそう。既にある家具を活かしつつ、シンプルシックな空間となるように、ご主人が中心となってインテリアをコーディネート。バランスの良い配置と小物づかいで、新旧の家具がセンス良く一つにまとまり、居心地の良い空間となっている。実家からいただいたソファは、今や季節の風を感じる特等席だ。

かつて休日はドライブなどに出掛けることが多かったが、住まい購入後は近所の公園や街歩きなど、自宅周辺で過ごすことが多くなった、というMさんご夫婦。

ご主人用のデスクが置かれた中居室。外の景色やリビングの様子が自然と目に入るよう、間仕切りは普段から開け放っている。

整理整頓が行き届いたシンプルさの中に、差し色やさり気ない装飾で彩りが加えられたリビング。
Vol.2 「庭」感覚のテラスが毎日の暮らしに彩りを添える
よりよい子育て環境を求めて吉祥寺を選んだBさんご家族。モデルルームで体感した間取りの開放感も購入動機のひとつだったそう。遊び盛りのお子様がのびのびと過ごせるリビングと庭のようなテラスは、家族の笑顔と遊び心に満ちあふれていた。
(入居年:2014年 家族構成:ご夫婦、お子様の四人暮らし)
テラスというよりも「庭」に近い感覚。
夏には子供用のプールを置いて水遊びをするなど、まるで一戸建ての庭のような感覚でテラスを使いこなしていた。高さと幅にゆとりを持たせて構えた開口部からは光がたっぷりと射しこんでおり、もともと広いリビングにさらなるゆとりを生み出している。外に出られない雨の日などは、開放感たっぷりのリビングが子供たちの遊び場に早変わり。縄跳びやバドミントンごっこをしながら、ゆっくりと家族団らんの時を楽しんでいるそうだ

自転車のメンテナンスも余裕でできるテラス。いずれはガーデニングなどにもチャレンジしたいとのこと。
子供たちの成長にあわせて使いこなせる空間。
快適な住空間とともに気に入っているのが、赤ちゃんを寝かしつけるために足を運ぶエントランススペースだ。シックにまとめられた空間にはライブラリがあり、本を借りるだけでなく、リクエストもできるとのこと。父の腕の中で眠る長男を見て、にっこりとほほ笑む居住者との交流もしばしば。そんな環境だからだろうか、マンションというよりも、一軒家で暮らしながらご近所さんと接しているような感覚を覚えるそうだ。

長女の勉強スペース。ちょうど机の右側の白い部分が間仕切りになっており、個室としても利用できるようになっている。

「のんびりとリビングで過ごす時間が大好きです。遊びにきた親族や友人たちもこの開放感には驚きますね」とご主人。

間仕りは床ではなく天井レールがあるため部屋は広く見え、さらにチリやほこりがたまりにくいというメリットも生まれている。